香港

 香港は、一国二制度のもと固有の法制度及び経済制度を維持し、あらゆる者に対する均等な機会を与えており、外国投資への制限を設けていません。資本・人材等の自由な移動、中国人民元とは異なる、自由に両替可能な香港ドルの通貨システム、中国本土からの高度な自治権(立法権、行政権)、独立する司法機関により維持される法の支配、英語と中国語(広東語)の2つの公用語という特徴を有します。香港は、中国本土とは別に香港のみに適用される国際協定を締結することができ、WTO、APEC、FATFなど多数の国際経済組織に独自に加盟しています。また、以上のような自由度の高さという特徴に加え、税率の低さから、複数の国・地域をまたぐ調達・販売機能や統括機能を目的に、香港に持株会社などの統括拠点を置く多国籍企業が増えています。オフショア人民元市場としての地位も強化しており、2013年度の香港取引所のIPOの実績は世界2位となっています。香港と上海の証券取引所との相互取引も注目を集めています。

 このように、香港は、世界の金融センター、貿易の拠点としてはもちろん、中国本土やアジア諸国への投資のゲートウェイ、さらには、UNCITRAL モデル法に基づく規則を有し国際商事紛争解決機関として世界的に重要な地位を占める香港国際仲裁所(HKIAC)および英国に由来する確立された裁判制度による中立的で公正な判断を期待できる紛争解決地として独自の存在意義を有し、日本企業とも強いビジネス関係を持っています。

取扱経験

当事務所は、香港の弁護士資格を持ち香港での法律実務経験が豊富な外国法事務弁護士を擁し、また、現地事務所への人材派遣等を通じて香港の法律事務所と緊密な協力関係を構築し、必要に応じて中国プラクティスグループの弁護士とも連携しながら、香港に関わる案件について適切なリーガルサポートを行います。香港への投資、香港企業のM&A、香港に関わる貿易、商取引案件、香港を紛争解決地とする国際仲裁等の紛争解決案件、香港にかかわる税務案件、香港相続案件等のほか、香港を経由する中国投資案件など、香港に関連する様々な案件を取り扱っております。

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