大江橋法律事務所 CAREERS

- Client First -

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弁護士|49期|2014年入所

関口 智弘

プロフィール詳細

これまでの弁護士キャリアを
教えてください。

弁護士になった当初、私は4人だけの小さな法律事務所に所属していました。国内民事専門の事務所で、ここで一般民事の基礎が鍛えられましたが、渉外の仕事をしたくて、弁護士3年目のときに外資系の法律事務所に転職しました。そこで主にM&Aを手がけるようになり、それが今の自分の専門分野となっています。その後、事務所の方向性が変わり、私が目指している方向とは相違が出てきたため、独立も含めて転職を模索していたころ、大江橋法律事務所と出会いました。大江橋で働く決め手となったのは、パートナーシップとしての考え方や価値観が自分と合っていたことですね。特に「人を大切にする」というマインドは、実際に協働する多くの弁護士から強く実感しています。

仕事上心がけていることがあれば
教えてください。

私の仕事の中心は主にM&A案件です。大江橋に入ってからは訴訟や取引絡みの紛争解決なども多く手がけています。仕事上心がけているのは、クライアントの利益と顧客満足を第一に考えること。つまりClient Firstが私のモットーです。分かりやすいところで言えば、クライアントからのメールにはすぐに返信するという姿勢ひとつ気にかけています。返信が遅れるということは、クライアントを待たせているのと同じことです。また予定を詰め込みすぎないのも、案件をスムーズに進めるための工夫です。予定と予定との間は少なくとも30分空け、次の準備に当てるようにしています。

関口弁護士のある1日の執務
09:00〜12:00
まずはメールチェック。すぐに対応すべきものとそうでないものを分け、対応すべきものについては優先順位をつけ、メール返信や電話連絡などを行います。それが一段落したら書類チェック、調べもの、起案などに着手します。アソシエイト弁護士が起案した文書やリサーチのレビューも行います。
13:30〜16:30
外国人弁護士、アソシエイトとともにクライアント企業を訪問。海外と電話会議でつなぎ、国際的な契約交渉を開始します。クライアントとディスカッションし、戦略を練りながら交渉を進めていきます。交渉が終了したら、同行したメンバーで交渉の振り返りを実施。事実確認や交渉内容を確認しながら、契約書修正の方針や今後の交渉の方向性を決めます。
17:30〜
この日は、母校である早稲田大学のロースクールに出向き、司法試験合格者を対象とした弁護士事務所の合同説明会に参加。弁護士の仕事について詳しくガイダンスしています。

これまでの弁護士人生の中で、
忘れられない経験はありますか?

大江橋法律事務所に来る前の話ですが、若手弁護士時代、当時の日本では珍しかったファンドによる企業買収案件を手掛けたことがあります。パートナーは「君がとってきた仕事だから君がやれ」と、若い私に全面的に任せてくれました。自分が矢面に立って買収案件を担当するのは、それが初めての経験で、四苦八苦しながらクライアントと何度もやりとりし、無事にクローズすることができました。後日、クライアントに食事に誘っていただき、「関口さんのおかげで成し遂げることができた」と言ってもらえたときは本当にうれしかったですね。

若手弁護士を育てるとき、
どんなことを心がけていますか?

私自身そうだったから自信を持って言えるのですが、人は矢面に立ったとき、飛躍的に成長します。大江橋法律事務所は若手弁護士に対する面倒見がすごくいいので、最初は手取り足取り教えます。しかし私の場合は、ある時期が来たら細かい指示をあえて出さないようにしています。おおざっぱな指示だけで、若手弁護士がどう案件と向き合うかを見守ります。彼らにしてみたら「え?もう教えてくれないの?」と思うかもしれませんが、矢面に立つ時期がきたという証です。弁護士は、教えてもらうだけでは成長しません。自ら考え、動くことで成長するものです。大江橋の若手弁護士の皆さんには、クライアントに対し、最高のリーガルサービスを提供できる人材になってほしいと思っています。

弁護士を目指す人に
メッセージをお願いします。

法曹三者の中でクライアントがいるのは弁護士だけです。弁護士はクライアントがいてはじめて成り立つ仕事なのです。クライアントの悩みや相談に常に耳を傾け、その人の役に立ちたいと思う人なら、弁護士はすばらしい仕事になりうるし、心からやりがいも感じられると思います。

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