大江橋法律事務所 CAREERS

最良のパフォーマンスのために必要なバランス感覚を

最良のパフォーマンスのために必要なバランス感覚を

弁護士|51期|1999年入所

重冨 貴光

プロフィール詳細

現在の専門分野と、
それを選んだ理由を
お聞かせください。

知的財産法(知財)を専門にしています。その大きなきっかけの1つは、大江橋法律事務所に入った直後に手がけた特許訴訟案件でした。当時は特許訴訟を専門に扱う弁護士がいなかったこともあり、1年目の私が主担当として任されました。入所前に特許法を読んだこともなかったので、半ば恐怖を感じながら訴訟提起したのですが、相手方の弁護士が、誰もが知る知財の大家で、序盤から法廷で力量の差を見せつけられたことを今でも覚えています。「このままでは自分のせいで負ける」と思い、準備書面作成にあたっては数日も会議室にこもって特許公報・技術文献・判例などを調べ尽くしたほか、経験したことのない特許出願・補正・訂正実務に関する知識については恥も外聞もかなぐり捨てて特許事務所の弁理士に「教えてください」と頼み込みました。いま思えば、この事件との出会いが現在の私の専門分野が知財になる大きなターニングポイントだったと思います。

知財の最大の魅力について
教えてください。

知的好奇心を満たして自身が成長しつつ、依頼者や社会に貢献することができるところです。案件を通じてさまざまな新しい技術・創作・アイデアに日々接することができますし、それをどのように守り、その価値を高めることができるのかを常に考えることは楽しいです。著作権ならファッションデザイン業界や音楽業界、科学技術ならiPS細胞やコンピュータシステムなども知財の範囲に入ってきますね。あと国際性があるのも魅力の一つです。海外企業に対する知財分野のリーガルサービスを提供できる日本の法律事務所はまだ少ないので、今後は重点を置きたいと思っています。また、AI(人工知能)の登場などによって知財のあり方もこれからどんどん変わっていくでしょうから、新時代のルールづくりにも関わりたいですね。

弁護士業を通して
最も磨かれたスキルは何でしょうか?

バランス感覚が挙げられます。交渉案件などにおいて当事者やその背後にいる利害関係者の動向まで考え、最も良い形で紛争を解決する調整力、それこそ私の考える弁護士業務に必要なバランス感覚です。それぞれの分野に精通した人といっしょに仕事をするときも、最良のパフォーマンスを発揮するため、チーム全体で共通の方向性を見いだし、解決へと導いていくために随時調整しながら進めることが求められるのです。そのバランス感覚は弁護士になって様々な案件を処理する過程で磨かれたものであり、これからも磨き続けるべきスキルです。また、当たり前のことかもしれませんが、何より重要なのは熱意であることも忘れてはいけません。個々の事件で徹底的に証拠・事実・法律・判例を分析し、誰にも負けない優れた仕事をするよう取り組むことがクライアントに最良のリーガルサービスを提供することにつながります。

若手弁護士への指導で
心がけていることがあれば
教えてください。

若手の弁護士の皆さんには個の力を徹底的に鍛えることを期待しています。知財を例に挙げますと、知財訴訟をマスターするには最低でも3〜5年かかりますが、若手弁護士には、説得力ある準備書面を作成するために何が必要であり、今何をすべきか、ダメなところがあればなぜダメなのかを分析して説明するように心がけています。そうすれば、一人前になるための道筋を自らイメージできるようになっていきます。成長にはそれぞれの時間軸があります。私の場合も、1年目はなりふり構わず猛進していました。4〜5年経つと担当事件の全貌を見据えて取り組むことができるようになり、10年目頃からは知財分野全体の動向をも把握したうえで事件に接することができるようになりました。その過程において大事なことは「個」としての弁護士力を高めていく中長期的な視点を忘れないことです。熱意を持ってともに働ける仲間が増えていくことを期待しています。

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