大江橋法律事務所 CAREERS

想像力なくして、法曹は成り立たない

想像力なくして、法曹は成り立たない

弁護士|67期|2015年入所

上原 拓也

プロフィール詳細

大江橋法律事務所を
就職先に選んだ理由は
何でしょうか?

ありきたりですが、「雰囲気」と「業務内容」の両面でイメージに合致したからです。1つ目の「雰囲気」の良さは、ロースクール時代、サマークラークに参加したときに、就活生の前だからと取り繕うことなく、弁護士たち自身が楽しんで仕事をしたりコミュニケーションを取ったりしているところを目の当たりにして実感しました。就活生はどこの事務所も大事に取り扱ってくれるものですが、就活生よりも弁護士として入所した方が楽しそうだな、と感じたのはこの事務所だけでした。一緒に働いている人全員が「見える」程度の規模感であったこともポイントだったのでしょうね。2つ目の「業務内容」については、例えば友達に法律相談を受けたとき、「それは専門外だから」と言って断る弁護士にはなりたくない、と思っていましたので、専門に特化し過ぎず、案件の規模も分野も幅広い印象があった大江橋法律事務所は、まさに希望どおりでした。

どんな仕事にやりがいを
感じていますか?

かっちりした書面を作成するのが好きなので、訴訟で準備書面を作成するプロセスに面白さを感じています。書面作成には通常1か月、長いものだと2か月ほどかかる場合もあります。その間、私たち若手弁護士がファーストドラフトを作成し、それを先輩弁護士がレビューしますが、ファーストドラフトの時点でしっかり考えていた部分は、先輩弁護士も必ず尊重してくれますし、逆に思いもよらなかった視点を提供してもらえることもあり、ひとつひとつの作業が成長につながっていると実感できます。そうして何度も修正を繰り返しながら、納得いかない部分はとことん話し合い、最後「自分が作った」と心から思える書面が完成した時の達成感はひとしおです。

今どのような取扱い分野に
関わっているのでしょうか?

多いのは、訴訟とM&Aの分野です。先輩弁護士と2人で取り組むものから、10人規模のチームの一員として関わる案件まで、大小さまざまに経験しているところです。小さな規模の案件で全体像を把握すると、その後大規模案件に携わったときに俯瞰できるようになるので、やはり業務内容は幅広いに越したことはないと思いますね。

大江橋法律事務所に入って
印象に残っていることがあれば
教えてください。

そうですね、就職してわずか3か月で、上場企業同士のM&Aを経験できたことは印象的でした。入所3か月目なんて、ほかの法律事務所ならまだ研修期間中なのに、大江橋法律事務所では早くから最前線の案件に関われる、それは本当に大きな魅力だと思います。反面、まとまった研修がない分、何が正しいやり方なのかわからない状態でのスタートでしたが、身近にいるシニアアソシエイトが案件の中で前例を示しつつ密に議論しながら引っ張ってくれますので、不安はありませんでした。こうした若手弁護士への面倒見の良さと、対人関係のストレスのなさは、大江橋法律事務所の最大の特長だと思います。

弁護士になって、得た
職業観があれば教えてください。

まだまだ道半ばですが法曹の仕事は、想像力がないと担えないと考えています。私たちが日ごろ目にするのは、一見固くて冷たい書面の世界です。だからこそ、そこに書かれている状況が何を表しているのかを想像し、行間にあるひとつひとつの背景をイメージすることがとても大切なのです。
想像力は、経験を積むことで身に付きます。法律上の手続も、条文を読んだだけでは理解できませんが、一回体験すれば色々なことに気づくことができ体系的に理解できます。就職したての頃、先輩弁護士から言われた「弁護士は経験商売」という言葉は、まさしくそのとおりだなと日々実感しています。

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