大江橋法律事務所 CAREERS

ひとりでなく仲間と助け合う弁護士秘書として

ひとりでなく仲間と助け合う弁護士秘書として

就職したきっかけは何でしょうか?

もともと、ある国家試験を受けるために勉強していました。しかし、国家試験受験後、 時間が空いたこともあり就職活動を始め、「法律を扱う」という点と 「人をサポートする」という点に魅力を感じて法律事務所を受けてみようと思い立ちました。面接の時、面接官の3人の弁護士が和気あいあいとしていたのが印象的でした。質問内容も柔らかく身近で、「趣味はなんですか?」というような緊張をほぐしてもらえる雰囲気でした。「人柄を見て選ぼうとしているのかな」という印象を受け、その雰囲気が私にも魅力的に見えたのを覚えています。

現在の秘書業務内容と、
そのやりがい・面白さとは
何でしょうか?

1つ目は、弁護士からダイレクトに感謝の気持ちを伝えてもらえることです。たとえば「迅速に大量の資料を整理してくれたからスムーズに書面が書けた」とか「あの点に気づいてくれたから大きなミスを防ぐことができた」といった言葉をかけられると、私がいる意味があったのかなと思えます。裁量の大きな仕事を任せてもらえたり、私の意見を取り入れてもらえることもあり、信頼してもらっているなと感じることも。2つ目は人をアシストする仕事なので、自分で考えればいくらでも仕事を生み出せること。工夫のしがいがあるので業務がさらに面白くなります。

秘書の1日スケジュール
09:00
所内のお掃除から始まり、自分の席についたら、まずはクライアントからのお問い合わせへの対応のために、担当の弁護士だけでなく周りの弁護士のスケジュールチェックをします。次にメールのチェック、急ぎ必要であれば資料のプリントアウトやファイリング。その日にやらなければいけないこととその優先順位を確認します。
10:00
担当弁護士が出勤。担当弁護士へリマインドしておきたいことや作業内容などの確認を行います。クライアントや所内の会議は毎日あるため、資料の準備、会議室のアレンジも行います。弁護士が所外へ会議に行く時は、交通手段や所要時間のチェックをしておきます。
郵便物のチェックもします。案件によっては毎日大量の郵便物が届くので、その中から急ぎで対応が必要なものを確認し、訴訟や複数人で担当している案件に関わるものはできるだけ早くPDFにするなどして関係者間で共有します。その後、裁判所等への書面の提出期限がある日は、誤脱チェックや証拠作成などの提出準備を始めます。
12:00
1時間休憩します。
13:00
午後、書面提出がある日は引き続きチェック。事務局で確認した内容を弁護士に伝えて最終チェックをしてもらい、書面を完成させて裁判所に持って行きます。
15:00
裁判所から戻ったら、共有のためにPDFもしくはコピーを取り、クライアントを含む関係各所に送付する準備をします。
16:00
書面提出の処理がある程度落ち着いたら、クライアントへの請求関連の業務や、倒産案件などの少し長いスパンで動いている案件のデータ整理などを行います。小さなデータの更新一つが数か月後の大きな作業につながっていることも多いため、一つ一つの作業に気が抜けません。
また、担当弁護士が新件をたくさん扱いますので、コンフリクトチェックをしたり、新件情報をデータベースに登録して所内でその情報を共有するなどの業務も行います。

【コンフリクトチェックとは】大江橋法律事務所が新しいクライアントから事件を受ける際に、そのクライアントが別の担当弁護士が受けている事件の相手方だったりすると、所内で対立関係になってしまいます。大江橋法律事務所も大きく、日々新しいクライアントもいらっしゃいますので、弁護士もすべてのクライアントを把握することはできません。そこで、事務所のデータベースをチェックし、同じ案件で受任していないか、依頼があったクライアントや相手方との関係を弁護士に伝えて関係する弁護士同士で話をして実際に事件を受任しても問題ないかを確認してもらいます。

大江橋法律事務所での
秘書業務を通じて、
どのように成長しましたか?

先を見据えて今やるべきことを整理できるようになりました。俯瞰的に物事を見て、自分の動き方を決められるようになったようにも思います。秘書は常に弁護士の指示を待って動く受け身な仕事かと思っていたのですが、実際は能動的に動かなくてはならないことが多く、担当弁護士が何を必要としているのか、案件の中で自分ができることはなにか、といったことに想像力を働かせて動けるようになってからは、楽しさを感じることも増えました。
今後は、人と人や案件処理へのバランス感覚を磨いていきたいです。独りよがりではなく、クライアントや弁護士のためになっているような秘書業務をしたいと思っています。後輩に理想としてもらえるような秘書、女性をこれからも目指し続けます。

担当弁護士から一言

彼女は私の担当をしていますが、案件の先を見据えて事務を処理する能力に長けています。以前もそうでしたが、より経験を積んだ現在ではその能力に磨きがかかっている印象です。
指示をしないでも、事前に的確な準備・事務処理をしていただけるおかげで、私は案件に集中でき、とてもスムーズに業務を進められています。
私は事業再生案件に携わる機会が多いのですが、短期間に状況が大きく変わることのある事業再生の場面で、案件の流れをみて的確な事務処理ができる彼女にはいつも助けられており、有難味を実感しています。

宮本 聡

So Miyamoto

プロフィール詳細

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