【東京】FIRRMA成立によるCFIUS審査手続の最前線

2019.01.28

昨年8月、Foreign Investment Risk Review Modernization Act of 2018（FIRRMA）が成立し、CFIUS（対米外国投資委員会）による対米投資の審査範囲、審査手続は大きく変容することとなりました（多くのFIRRMAの規定は既に発効しております。）。従前、日本企業による対米投資は、CFIUSの審査対象となり得ても、買収を断念するような事例はほぼありませんでしたが、昨年10月、国内大手建材・設備機器メーカーが、そのイタリア子会社の株式を中国法人に譲渡する取引について、CFIUSの承認が下りず、譲渡を断念することとなりました。この事例からもわかるとおり、CFIUSの規制権限は法律上も事実上も強くなっており、もはや業態を問わず、対米投資を考える全ての日本企業にとり、看過できないものとなっております。他方で、FIRRMAの成立により、新たに簡易な審査手続が設けられ、従前よりも早く承認を得ることも可能と見込まれております。
本セミナーでは、なぜ、イタリアの子会社の株式譲渡が、CFIUSの審査対象となったのか、FIRRMAの成立により、CFIUSの手続はどのように変わったのか、日本企業として特に留意しておくべきポイントは何か等CFIUS手続の最前線を、FIRRMA及び関連規則による改正点を概観しながら、ケーススタディも織り交ぜつつコンパクトに抑える内容といたします。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。

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分野：M&A・企業再編・事業提携国際契約北米

日時： 2019年01月28日(月) 15時00分～ 17時00分
セミナー会場：大江橋法律事務所東京事務所（東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル2階）　詳しくはこちら
講演者等：谷内元田中宏岳
主催等：弁護士法人大江橋法律事務所
定員：40名　※本セミナーは先着順となります。先着順につき、定員に達し次第申込みを終了させて頂きますことを事前にご了承頂けますと幸いです。

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